先日、今後のプロデュースの糧に、というより純粋に見たいという気持ちが勝り、2024年6月24日(月)に、ブルーノート東京で音楽界の巨匠デイヴィッド・フォスターのショーを見てきましたが、待望のフォスター再登場に場内は最高の盛り上がりをみせました。彼のバックアップを受けた豪華ヴォーカリストたちが繰り広げるプレミアム・ステージは、笑いあり、感動あり、ファンサービスも最高で、まさに贅沢そのもの。16のグラミー賞を獲得し、数々の名曲を世に送り出してきたフォスターの手腕を再確認する素晴らしい夜になりました。
デイヴィッド・フォスターの魅力と成功の系譜
デイヴィッド・フォスターは、1970年代から音楽業界で活動を開始しました。彼のキャリアは、アース・ウィンド&ファイアー、マドンナ、マイケル・ジャクソン、シカゴ、ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオンなど、数々の大物アーティストたちとのコラボレーションによって彩られています。彼のプロデュースした楽曲は、時代を超えて愛される名曲となり、フォスターの名前は音楽界の象徴となりました。今回のショーにおいても誰もが耳にしたことがある名曲オンパレード。ジェットコースターの様に、あっという間にアンコールを迎え、本当に偉大なプロデューサーであるということを、身をもって体感できる素敵なショーでした。
フォスターの成功の秘訣
フォスターが音楽界で輝かしい成功を収めた要因は多岐にわたりますが、その中でも特に注目すべき点を以下に挙げます。
- 多才な音楽センス:フォスターはクラシック、ポップス、R&B、ジャズなど、幅広いジャンルに精通しています。この多才さが、彼の楽曲が多くの人々に受け入れられる理由の一つです。
- 完璧主義と細部へのこだわり:フォスターは常に最高の音楽を追求し、細部にまでこだわります。彼のプロデュースした楽曲は、どれも高いクオリティを誇ります。
- アーティストとの強い信頼関係:フォスターはアーティストたちとの信頼関係を築くことに長けています。彼の人柄とプロフェッショナリズムが、アーティストたちに安心感を与え、最高のパフォーマンスを引き出しています。今回のショーでも共演アーティストに最大限の敬意をはらっていたことが随所に垣間見ることができました。
- 常に学び続ける姿勢:フォスターは新しい音楽のトレンドや技術を常に学び、自身のスキルを磨き続けています。この姿勢こそが、彼の音楽が常に時代の最先端にある理由だと言えます。
豪華ヴォーカリストの競演
今回のブルーノート東京での来日公演では、フォスターのパートナーであるキャサリン・マクフィー、人気TV番組「アメリカンアイドル」のファイナリストとして注目を浴びたピア・トスカーノ、そしてシンガー・ソングライターの宮﨑薫が出演し、それぞれが独自のスタイルで観客を魅了しました。
キャサリン・マクフィーはそのパワフルで感情豊かなパフォーマンスで観客を圧倒しました。彼女の声は、フォスターのピアノと絶妙にマッチし、まるで一体となって心地よいハーモニーを奏でていました。
ピア・トスカーノは、その澄んだ美しい声で観客を魅了し、歌唱力は秀逸そのもの。とりわけ「All By Myself」のカバーは圧巻で、彼女の才能を再認識させるものでした。
宮﨑薫は、自らの楽曲を披露し、そのソウルフルな歌声と深い歌詞で観客の心を捉えました。彼女のパフォーマンスは、まさにフォスターが見出した新たな才能を感じさせるものでした。
そして、場内に向けてフォスターが歌ってみたい人!と言って、手を上げた綺麗なお姉さん!最初は「えー、歌えるかな」とか何度も言っていたのですが、いざ音楽がスタートすると、めちゃくちゃ歌がうまいお姉さんで、「うまいんかい!」と声に出して思わず突っ込んでしまい、笑いをも持っていってしまった素敵なお姉さんでした。
成功のヒント
デイヴィッド・フォスターの成功から学べることは多くあります。以下に、役立つ成功のヒントをまとめました。
- 情熱を持ち続ける:フォスターのキャリアは、音楽への深い情熱によって支えられています。自分が本当に情熱を感じるものに対して全力を注ぎましょう。
- 学び続ける:常に新しいことを学び、スキルを磨くことが重要です。フォスターのように、時代の変化に対応できる柔軟な姿勢を持ちましょう。
- 細部にこだわる:特に作曲などアーティスティックなクリエーションにおける成功は細部に宿ります。小さなことにも注意を払い、完璧を目指すことで、大きな成果を生むことができます。
- ラポール(絶対的信頼関係)を築く:成功には他者との協力が欠かせません。信頼関係を築き、互いに助け合うことで、より大きな成功を収めることができます。
ブルーノート東京でのこの特別な夜に感謝しつつ、今後のデイヴィッド・フォスターの活躍にも大いに期待したいと思います。そして、彼の成功の秘訣を参考に、私たちも自分自身の目標に向かって進んでいきましょう。
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